ジオパワーシステム研修会に参加してきました。
こんにちは。成田エコハウス伊藤(め)です。
本日は、ジオパワーシステムを公共施設に導入された茨城県笠間市友部の地域交流センター「Tomoa(ともべ)」に研修に行って参りました。
茨城県のちょうど真ん中あたりの笠間市友部ですが、まだ先日の雪の名残が多く残っていました。やはり北上した分成田よりも少し寒いようです。
さて、地域交流センター「ともべ」には、直径380㎜、長さ7.5mのジオパイプが16本埋まっており、8台のファンを利用し65カ所の吹き出し口から自然の風が吹き出しています。
外気温が4℃ほどの本日でも、吹き出し口の温度は23℃ということで、中々の効果を発揮しておりました。
地下に敷き詰めたグリ石の様子。
点検口から機械室へ入ってメンテナンスができるようになっています。
床の吹き出し口と、天井近くの吹き出し口。
各部屋に吹き出し口があるので、全館全室が同じ温度で快適に過ごすことができます。
出入りの多いエントランスでも、会議室でも、寒すぎず暑すぎずの快適空間でした。
地熱利用のジオパワーシステムは、再生可能エネルギーの省エネ機器ということで補助金の制度も利用されての導入ということでした。
笠間市は、エネルギー資源の問題や自然保全の意識も高いですね!
ぜひぜひ、全国の施設にも広がっていってほしいです!